【何を伝えればいいの?】歯医者の予約を電話でスムーズに取るためのポイント
歯医者の電話予約について
歯の健康を守るためには、歯医者での定期的な歯科検診や治療が必要です。
しかし、歯医者の電話予約は、煩雑でストレスを感じることもあるかもしれません。
この記事では、歯医者の予約受付を電話でスムーズに取るためのポイントをご紹介します。
このポイントをおさえればもう大丈夫です。
歯医者の電話予約手続きを簡単にし、予約を確実に取ることができるようになり、来院当日までのスムーズな対応が可能となるでしょう。
歯医者の情報を確認する
電話予約をする前に、歯医者の情報を確認しましょう。
希望する歯医者のウェブサイトやパンフレットなどから電話番号や診療受付時間を探し、診療内容など最新の情報を把握します。
また、新患受付対応が大丈夫か、初診時の保険証などの必要書類について等、予約する歯医者ごとに異なる場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
電話予約のタイミングを選ぶ
電話予約の際は、なるべく歯医者の診療時間内で、混雑していない診療時間帯を選ぶことがポイントです。
歯医者によって異なりますが、基本は午前、午後の診療開始直後の時間帯は電話が混み合います。
診療開始前や最終受付の時間帯や午後の診療時間終了間際であれば、比較的電話がつながりやすいこともあります。
直接、歯医者の予約受付スタッフに、電話予約をする際につながりやすい診療時間帯を聞いても大丈夫です。
また、平日は仕事で歯医者を受診できない方が土曜日・日曜日に集中するため、土曜日・日曜日の診察日も混み合います。
特に土曜日・日曜日の午前の診療時間の歯医者は混み合うので、電話予約をする際には注意が必要です。
電話予約に必要な情報を準備する
また、歯医者への電話予約前には、以下の情報を準備しておきましょう。
予約の希望日時を決める
歯医者への電話予約では必ず希望日や時間帯を聞かれます。
聞かれてから慌てて考えるのではなく、事前にご自身のスケジュールを確認して、予約の希望日や受診したい時間(午前中か夕方かなど)を決めておきましょう。
複数、都合が大丈夫な日と時間の候補がある場合は、その旨も歯医者の予約受付スタッフへ伝えると予約確保のチャンスが広がります。
希望日や受診したい時間帯が、すでに他の患者様の予約で埋まっていることもあるので、いくつか予備で都合が大丈夫な日と時間帯を考えておくとよりスムーズに対応できます。
症状や気になることをまとめておく
クリーニングや定期的な歯科検診の予約を希望される方は、その旨を歯医者の予約受付スタッフへ直接伝えれば大丈夫です。
それ以外で治療が必要で受診したい方は、予約受付時にどのような症状か具体的に伝えることで、来院される患者様ごとの治療計画がスムーズに立てやすくなります。
痛みのある場所や痛みは何か所あるか、いつ頃からどのように痛みがあるのか、定期的な歯科検診をして欲しいなどの希望を簡潔にまとめておくと、電話予約で聞かれたときに答えやすくなります。
痛みなどの症状は、来院時のカウンセリングで直接伝えることもできますが、来院前の電話予約時に詳細に伝えておきましょう。
また、治療や定期的な歯科検診に関して気になることや質問したいことがあれば、電話予約時に聞き漏れのないようメモしておくと安心です。
メモを用意する
こちらの伝えたいことを直接書いておくためだけでなく、電話予約の際に歯医者の予約受付スタッフから言われた来院当日の注意事項等を書き留めるためにも、メモや筆記用具の準備が大切です。
電話予約で伝える際の注意点
受診する方の名前をきちんと伝える
歯医者を受診する方の正確な名前を伝えることで、電話予約の手続きがスムーズに進みます。
例えば、電話予約した方の名前と当日の受診者の名前が異なると、来院当日の受付処理の対応に時間がかかる場合があります。
ちなみに、お子さんが歯医者で治療や定期的な歯科検診を受けるためにお母さんが電話予約をする場合には、お子さんの名前が必要です。
電話予約をした方の名前ではなく、あくまで歯医者で治療や定期的な歯科検診を受ける方の名前が必要なので、「治療(または定期的な歯科検診)を受けたいのは◯歳の息子で、名前は〇〇といいます」などと伝えるとよいでしょう。
聞き取りやすい言葉で話す
歯医者の電話予約をする際、口頭での情報伝達は正確性が求められます。
そのため、はっきりと聞き取りやすい言葉で話すことが重要です。
歯医者から予約確認のために患者様宛に連絡をすることがあります。
そのため、電話番号やメールアドレスを聞かれることもあります。
歯医者の予約受付スタッフへ正確に伝えるようお願いします。
電話予約時に必要な情報を適切に伝え、歯医者の予約受付スタッフと円滑なコミュニケーションを図りましょう。
診察予約の確認と注意事項
歯医者の診察予約が電話予約で確定したら、最後に予約受付内容の確認を忘れずに行いましょう。
歯医者の予約日と時間、診療内容が正確であるか確認し、なにか不明な点があれば歯医者の予約受付スタッフに質問してください。
また、歯医者の電話予約をした後で、急なスケジュール変更等により都合が悪くなり、予約のキャンセル、または日時変更をしたい場合は、早めに歯医者へ連絡することを心掛けましょう。
そのような時は、都合が悪くなり予約のキャンセル、または日時変更をしたい旨を電話連絡で直接歯医者の予約受付スタッフへ伝えてください。
また、キャンセルの方が診察予約の日にちや時間変更を希望する場合は、その旨も併せて歯医者の受付スタッフへ伝えれば大丈夫です。
別日程で予約ができる日や対応できる診療時間帯を、歯医者の予約受付スタッフが教えてくれます。
注意すべき点は、都合が悪くなっても歯医者への連絡を怠り「無断キャンセル」をしてしまうことです。
無断キャンセルをしてしまうと、その歯医者へ通う他の患者さんに迷惑がかかる場合があります。
また、予約をキャンセルする際は都合が悪くなってしまった時点で、なるべく早く歯医者へ連絡を入れましょう。
早めにキャンセルの連絡を入れることで、次回の歯医者の診察予約が取りやすくなります。
歯医者に予約が必要な理由
来院を希望する当日、「予約をしないで直接歯医者に行っても大丈夫?」と疑問を持たれる方もいると思います。
歯科が他の診療科目と違うところは、ほぼすべての患者様に対して歯科医師が診察し、歯科医師自らが毎回治療をするというところです。
定期的な歯科検診やクリーニングなど歯科衛生士の補助はとても大きいものの、一度の来院で患者様一人につき最低でも30分は治療の時間をかけるため、歯科医師が1日に診療できる患者様の人数はそう多くありません。
歯科医師が患者様一人一人に適切な検査や診察をしたのち、治療計画を立て、患者様が納得されるよう分かりやすく説明し、さらに質の高い治療を施すためには、予約をして時間を確保しておくことが重要なのです。
もし飛び込みの患者様の当日受付対応枠を増やすとなると、当日予約されている患者様の治療時間がずれたり、当日の治療計画が崩れたりする可能性があるのです。
歯医者での治療・定期的な歯科検診は予約必須
歯医者の電話予約のスムーズな対応には、予約を希望する歯医者の情報を確認し、電話予約のタイミングを選びます。
特に初診の際は、保険証など来院当日の必要書類も事前に確認をしましょう。
歯医者の電話予約に必要な情報を準備し、電話口では名前や連絡先、症状などをはっきりと聞き取りやすい言葉で話すことも重要です。
また、予約の日時や診療内容の確認を行い、予約に関する注意事項を事前に把握しておきましょう。
これらのポイントを順守することで、患者様の希望に沿ったスムーズな対応で歯医者の電話予約の手続きを実現し、定期的に歯医者へ通うことで歯の健康を維持することができます。
歯の病気が治療をせず自然治癒することはほとんどありません。
予約の日時変更やキャンセルを希望する場合は、改めて日程を調整し、早めに歯医者への連絡を入れるようにすることも大切です。
歯科医師による適切な治療計画、質の高い治療を受けるためにも、事前予約をして時間を確保してから来院するようにしましょう。