虫歯治療

虫歯の基礎知識

虫歯が発生する原因と初期段階の症状

虫歯は、口内の細菌が食事で摂取した糖分を分解し、歯を溶かす酸を生成することで発生します。初期段階では、歯の変色や軽い痛みが主な症状です。これらの症状はしばしば見落とされがちですが、この時期に歯科医院での診療を受けることで、早期に治療を始めることができます。 また、初期の虫歯は、比較的簡単な治療で対処可能ですが、放置すると徐々に深刻な状態に進行してしまいます。

虫歯の進行段階とそれに伴う歯の変化

虫歯の進行は、初期から中期、さらには重度の段階に分けられます。初期段階では、歯のエナメル質に小さな穴が開き始めます。中期段階では、穴が深くなり、歯の象牙質に達し、痛みや敏感さが増します。重度の段階では、歯の内部にある神経に達し、激しい痛みや腫れを引き起こすことがあります。この段階になると、抜歯や根管治療が必要になることが多く、場合によってはインプラントやブリッジ、入れ歯での修復が必要になります。また、歯周病が関連する場合には、さらに複雑な治療が必要になることがあります。

当院の虫歯治療

痛みを抑えた治療

表面麻酔を行い、注射時の痛みを軽減

当クリニックでは、注射針が歯茎に刺さるときの痛みを和らげるために、表面麻酔を行っています。表面麻酔とは、ペースト状の麻酔薬を歯茎に塗ることで感覚を麻痺させる方法です。

神経に近い場所は手動で

神経の近いところを削るときはタービン(電動の回転切削機器)を使わず、手動で削っています。 タービンは1分に40万回も高速回転するため、削りすぎたり、機器の熱が神経に伝わったりする可能性があります。手動で削ることでこうしたリスクを抑え、患者さんがなるべく痛みを感じないよう配慮しています。 また、これによって神経へのダメージが軽減され「神経を取る」という行為をできるだけ避けることもできます。

できるだけ削らない治療

当クリニックでは、虫歯とそうでない部分を十分に見極めて、必要最小限に虫歯を取り除くことを心がけています。 この考え方は「M.I.」(ミニマル·インターベンション)と呼ばれ、2000年に国際歯科連盟が提唱したもので、現在の虫歯治療の主流となっている考え方です

  • ミニマル·インターベンションとは…
  • 従来の虫歯治療では、菌が侵食していない周囲の歯も削り、虫歯が広がるのを防ぐという方法が一般的でした。虫歯が進行している場合は神経を取り、歯質を削ってから補綴物をはめ込むという流れが主流です。
    しかし、これによって歯が脆くなり、一時期は改善できても将来的には歯の寿命を短くしてしまうリスクもありました。
    何度も通院したり治療費がかかったりと、患者さんへの負担が少なくありませんでした。
    ミニマル·インターベンションは、歯質を削る範囲を最小限に抑え、虫歯部分のみを削って修復するという治療法です。できるだけ歯を削らず、神経を取らない治療であれば、天然歯がよい状態で残る可能性が高まることがわかっています。
    ミニマル·インターベンションの提言には、削ることを最小限に留めるだけでなく、患者さんの歯の自然治癒力を向上させ、虫歯になりにくい口腔状態を維持するための提言も含まれています。
    当クリニックはミニマル·インターベンションに積極的に取り組み、患者さんの歯を守ることを推進しているのです。

できるだけ銀歯にしない治療

当クリニックでは、治療にあたって「接着性修復(コンポジットレジン·レジンセメント)」と呼ばれる技術を用いています。

  • 接着性修復とは…
  • 虫歯の治療にあたって、保険診療の場合は「銀歯になる」というイメージが定着していました。
    これに対し、コンポジットレジンは、保険診療でできる「白い詰め物」のことで、導入が進んでいます。プラスチックとフィラー(セラミック·ガラスなどの粉末)を混合した素材で、ペースト状になっていており、削った部分に詰めてから固めるというものです。非常に多くの種類があり、固める方法もさまざまといわれています。
    一方で、この10年、歯科界で大きく進歩した分野は接着技術といわれていますが、この分野では日本の技術が世界の歯科界をリードしています。近年、歯に詰め物や被せ物をする際に利用されている接着剤は、以前のセメントより格段に接着力が高まっており、これにより、従来の治療ように健康な歯質を削ることが大幅に軽減されています。
    こういった技術の進歩によって、保険内でも銀歯ではなく白い詰め物を用いることが可能になっています。
    金属を使っていないので金属アレルギーの心配がなく、型をとる工程もなく、治療時間が短いというメリットもあります。高い接着力により深く大きく削る必要もない上、さらに「二次う蝕」と呼ばれる、治療した部位の虫歯の再発が、大きく減少しています。
    理事長であるブルーリーフ歯科·菊島院長が「接着性修復」の研究を行っていたため、その知識·経験·実績を、当クリニックでも活用しています。

虫歯の治療方法と流れ

進行段階ごとの治療法

dental clinic Cたまプラーザの表面麻酔を行い、注射時の痛みを軽減|たまプラーザ駅の歯医者・歯科 dental clinic Cたまプラーザ

虫歯の治療法は、その進行度に応じて異なります。初期段階の虫歯では、主に小さな穴を詰め物で修復することが多いです。この詰め物には、金属、セラミック、レジンなど様々な材料が使用されます。中期段階の虫歯では、穴が大きいため、より大きな修復が必要になり、時にはクラウンを使用することもあります。重度の虫歯では、根管治療が必要になることが多く、最悪の場合、抜歯してインプラントやブリッジ、入れ歯での修復が行われます。また、歯周病の治療もしばしば必要となり、総合的な治療計画が立てられます。

虫歯の進行とその治療方法について

  • 1C1:虫歯のごく初期段階

    ・状態:虫歯が歯の表面にわずかに影響を及ぼし始めた最初期段階です。
    ・治療方法:この段階では、フッ素塗布などの予防的処置によって、歯を削らずに済むことが多いです。フッ素は歯の再石灰化を促進し、虫歯の進行を抑制します

  • 2C2:虫歯の初期状態覚

    ・状態:虫歯が歯の表面のエナメル質を侵して、黒ずみが目立ち始める段階です。
    ・治療方法:この段階では、虫歯になった部分を削り、レジンなどのプラスチック材料で詰める処置が行われます。これにより、虫歯の進行を防ぎ、歯の形を保ちます。

  • 3C3:虫歯が象牙質に達する

    ・状態:虫歯が深く進行し、象牙質まで達してしまうと、歯が滲みたり、痛みを感じたりするようになります。
    ・治療方法:ここでは虫歯部分を削り取り、金属やセラミックなどの詰め物(インレー)で補います。これにより、歯の機能を回復させます。


  • 4C4:虫歯が神経まで達する

    ・状態:虫歯がさらに進行し、歯の神経まで到達すると、激しい痛みを伴うようになります。
    ・治療方法:この段階では、神経を取り除く根管治療が必要になります。その後、消毒と薬剤を詰めた根管に、金属やセラミックの被せ物(クラウン)を施します。


  • 5C5:歯の大部分が虫歯により溶けてしまう

    ・状態:虫歯が進行し、歯の大部分、特に根っこまで達する重度の状態です。
    ・治療方法:この段階では、神経が死んでいる可能性が高く、抜歯を検討することになります。抜歯後は、ブリッジ、入れ歯、あるいはインプラントによって歯を補います。


歯科治療における一般的な流れと時間

虫歯の治療は、まず歯科医院での詳しい診察から始まります。診察では、患者の訴える痛みや不快感、そしてレントゲンや口腔内カメラなどの検査を通じて、虫歯の進行度を正確に診断します。治療法が決定したら、通常は数回の診療を経て治療が完了します。治療期間は虫歯の進行度や選択された治療法により異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月程度を要することが多いです。特に、根管治療やインプラントなどの複雑な処置を伴う場合、より長期間の治療が必要になることがあります。

虫歯治療時の痛みとその対処法

虫歯治療における痛みの原因

虫歯治療中に感じる痛みは、歯やその周囲の組織が影響を受けることにより生じます。特に、進行した虫歯の治療では、歯の神経を直接扱うため、強い痛みを伴うことがあります。また、歯周病や感染が進んでいる場合、さらに痛みが強くなることがあります。痛みの度合いは、虫歯の位置や深さ、個人の痛みに対する感受性によっても異なります。

痛みを和らげるための対処法と予防策

虫歯治療時の痛みを軽減するためには、局所麻酔が一般的に使用されます。これにより、治療中の不快感を大幅に減らすことができます。治療後の痛みに対しては、医師から処方される痛み止めの薬を使用することも一つの方法です。さらに、痛みの予防としては、定期的な歯科検診で虫歯を早期に発見し、治療することが大切です。また、正しい歯磨きの技術を身につけ、食生活の改善を行うことも、虫歯の予防に効果的です。

虫歯治療の料金と保険適用

虫歯治療の一般的な料金相場

虫歯治療の料金は、治療の種類や必要な手順、使用される材料によって大きく異なります。一般的な詰め物やクラウンの治療は、保険適用の範囲内で比較的リーズナブルな価格で提供されることが多いです。しかし、インプラントや矯正治療などのより複雑で専門的な治療は、自由診療に分類されることが多く、その結果、費用が高くなる傾向があります。また、治療に使用する材料の選択(例えば、金属やセラミックの種類)によっても、治療費は大きく変動します。

保険適用と自由診療の違い

日本の歯科治療では、保険適用治療と自由診療という二つの主要な料金システムが存在します。保険適用治療は、国が定める基準に従い、患者の自己負担額が抑えられます。これに対して、自由診療は保険の適用外で行われる治療で、より高度かつ個別化された治療を提供することができますが、それに伴い治療費も高くなります。治療前には、歯科医師と十分に相談し、治療計画と費用について明確に理解することが重要です。

虫歯治療後のケアと予防

歯科治療後の正しいケア方法

虫歯治療後のケアは、治療効果を長持ちさせ、再発を防ぐために非常に重要です。治療した部位は、しばらくの間敏感になりがちです。そのため、硬いものを避ける、熱い飲み物や冷たい飲み物を控えるなど、食生活で注意が必要です。また、治療後は正しい歯磨き方法を実践し、必要に応じて歯間ブラシやデンタルフロスを使用することが推奨されます。さらに、定期的な歯科検診により治療部位のチェックを受け、必要なケアを行うことが重要です。

日常生活での虫歯予防策

虫歯を予防するためには、日々のオーラルケアが不可欠です。毎日の歯磨きは、虫歯の原因となる細菌の蓄積を防ぎます。糖分の多い食事や間食を控えることも有効です。また、定期的な歯科検診により、虫歯の早期発見と早期治療を行うことが、虫歯の進行を防ぐ上で非常に重要です。歯科医院では、専門的なクリーニングやフッ素塗布など、虫歯予防のための追加的なケアも提供されます。

Q&A:虫歯治療に関する追加質問

Q1: 虫歯が発生したら、いつ歯科医院を訪れるべきですか?

A: 虫歯の兆候(例えば、歯の変色や軽い痛み)が現れたら、できるだけ早く歯科医院を訪れることをお勧めします。早期発見と早期治療により、より簡単な処置で虫歯を治すことが可能となり、歯の健康を長期的に保つことができます。

Q2: 虫歯治療で使用される材料にはどのような種類がありますか?

A: 虫歯治療には様々な材料が使用されます。例えば、詰め物には金属、セラミック、レジンなどがあります。クラウンの材料には、金属合金、全磁器(セラミック)、金属と磁器の組み合わせなどがあります。使用される材料は、虫歯の場所や患者のニーズに応じて選択されます。

Q3: 虫歯治療後に注意すべき食事や生活習慣はありますか?

A: 虫歯治療後は、治療部位を保護するために、硬い食べ物や極端に熱いまたは冷たい食べ物を避けることが推奨されます。また、糖分の多い食事や間食を控えることで、再発のリスクを減らすことができます。日常のオーラルケアを継続し、定期的な歯科検診を受けることも、治療後の歯の健康を維持する上で重要です。

当クリニックの根管治療の特徴

当クリニックでは、対象物を肉眼の20倍まで拡大して見ることができる「マイクロスコープ」を導入し、根管治療に取り入れています。 根管治療は歯の奥深くを見る必要がありますが、根管はとても細くて複雑な形をしています。 マイクロスコープを使うことによって、拡大された明るい視野での治療が可能となり、肉眼では発見することのできなかった根管が確認できるようになり、治療におけるストレスの軽減や治療時間の短縮にも貢献しています。 特に、過去に治療した根管の再治療には効果を発揮します。 見落とされていた根管、パーフォレーション(意図せず根の壁などに穴を開けてしまっている状態)の修復、破折した治療用器具の除去、根尖切除術(外科手術)などの治療には、マイクロスコープを使用すると治療成績が上がることが明らかになっています。

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横浜市青葉区たまプラーザの歯医者・歯科
「dental clinic C たまプラーザ」までお気軽にお問合せください。

横浜市青葉区たまプラーザ駅徒歩3分。土曜日も診療を行っています。たまプラーザ駅で丁寧な治療と新しい技術で、あなたの歯を守ります。予防治療は大切な第一歩で虫歯や歯周病を未然に防ぎ、健やかな歯にしていきましょう。経験豊富なドクターが、笑顔と信頼をお届けします。安心の予約制なのでお気軽にご来院ください。